七夕といえば織姫と彦星が会える日!
…ってそもそもなんで七夕にしか会えなくなってしまったのでしょうか?
天の川を七夕に見るのはなんでなのでしょうか?
よくよく考えたら以外と知らなかったりしますよねw
では、今日はそんな疑問についてお答えしていきますよ!
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織姫と彦星が離れた理由は?
織姫と彦星が離れた理由ですが、そもそもなんで七月七日の年に一度しか会えなくなってしまったのか。
実は現代でいう遠距離恋愛とか単身赴任とかそんな素敵?なものではないんですね。
結末から言うと、織姫と彦星が離れた理由は
2人で遊んでばかりで仕事をしなくなり…父親に怒られたから(゚Д゚ノ)ノ
ではどんなお話なのか説明していきます。
織姫と彦星の星伝説
天帝という天空で1番えらい神様の娘である織姫はとても働き者でした。
織姫は織物を仕事としていて、織姫が作るその布はとても美しいものでしたが、毎日仕事ばかりで自分のことは後回し。男性と出会うこともありません。
それを可哀想に思った天帝が、同じく真面目で働き者の彦星という牛飼いの青年を見つけてきて、会わせました。
織姫と彦星はすぐに惹かれ合い、結婚することとなりますが、真面目で働き者だった2人はお互いと過ごすことに夢中になってしまい、仕事を全くしなくなってしまいました。
その為に、天空の服はどんどんなくなり、牛は痩せて元気がなくなっていきます。
見兼ねた天帝が仕事をするように言いますが、返事ばかりで一向にしません。
怒った天帝は2人を天の川を挟んだ東側と西側に引き離してしまいます。
離れれば再び仕事をするようになると思ったからですね。
しかし、今度は離れた寂しさから2人は泣いてばかりで全く仕事をしません。
そこで、しっかりと働くのならば
年に一度だけ会うことを許す
と2人に伝えました。
2人は会うことを励みに、再び仕事をする事になりました。
と、これが七夕に織姫と彦星が年に一度しか会えない理由ですね。
2人で過ごす時間も大切ですが、仕事もきちんとすればこんなことにならなかったのに…。
なんとも切ないお話です。
ある意味ねw
織姫と彦星の会い方は?
星伝説は結構有名ですが、果たしてどうやって会っているのか…知っている人は意外と少ないかもしれませんね。
2人がどうやって会うのか。
彦星が織姫に会いに行く
んですね。
そして、どうやって会いに行くのかというと
* カササギという鳥が無数に飛んできて天の川に橋を作る。
そこを渡って織姫に会いに行く。
* 飼っている牛が彦星を背中に乗せて天の川を渡り、織姫に会いに行く。
こんな説があります。
日本ではカササギ。
中国では牛。
が一般的に伝わっています!
七夕に天の川を見るのはなぜ?
星伝説で七夕・天の川・織姫・彦星には深い繋がりがあることがわかりましたね。
織姫と彦星が一年ぶりに会う日なので
2人が無事に会えますように。
星伝説から人々がこんな願いをするようになりました。
※乞巧奠(きっこうでん)の行事の1つ
今の願い事を短冊に書いて竹に吊るすようになったのも、もともとはここからきています。
そして、織姫や彦星と同じく
“天の川は七夕にしか見れない”
と思っている人って多いんですよね。
織姫と彦星が七夕にしか会えないだけであって、実は天の川はいつでも見えるんですよ〜!
そして、織姫と彦星のモデルになった星
* こと座のペガ(織姫)
* わし座のアルタイル(彦星)
天の川を挟んでいるこの星が旧7月7日の夜にもっとも明るく輝くために星伝説が生まれ、七夕には天の川を見るようになったのですね。
ちなみに、旧7月7日というのは
2019年では8月7日です。
2020年は8月25日
2021年は8月14日
2022年は8月4日
細かいことを言えば実は空を見上げている7月7日には織姫と彦星はまだ会えていないわけです(笑)
まとめ!
今日は織姫と彦星の星伝説や天の川についてお伝えしました。
よくよく考えたら七夕祭りが8月に多いのはこういった理由からだったのですね〜!
七夕は七夕で短冊を竹に吊るしてお願い事をするのはいいですが、8月の旧七夕の日にも織姫と彦星の事を思い出し、空を見上げてみましょう(^ω^)
>>七夕の願い事は誰が叶える?由来と短冊の色に意味があるのはなぜ?